前走新潟【0-2-0-8】
グランチェイサー
ペコリーノロマーノ

前走東京【0-0-1-14】
カップッチョ
ヴァルナ

ダイワメジャー系を除く前走勝0.0-0.2【0-3-4-19】
セイラブミー
ペコリーノロマーノ
マイネルグリット

前走函館以外のレースで負0.3-0.5【0-0-0-11】
カイトレッド

前走G3以外で2番人気以下【0-0-2-28】
アポロニケ
カイトレッド
グレイトホーン
ヒルノマリブ
マジックキャッスル
ヴァルナ

ロードカナロア産駒を除く前走人気より上の着順【0-0-3-23】
カイトレッド
カップッチョ
グレイトホーン
ビアンフェ
マイネルグリット
ヴァルナ

ビアンフェはスタートの出があまりよくありませんでしたが、先手を奪ってそのまま押し切りました。ディープインパクト系らしく能力(または完成度)が高そうですね。出走頭数やメンバーを見るとこのソツなさが武器になりそうで評価を落としづらいように思います。

気になった点と言えば、函館2歳S勝ち馬は次走着順を落とす印象が強いことでしょうか。函館2歳Sで人気より上の着順だったアスターペガサス、レヴァンテライオン、アクティブミノルが馬券外に敗れています。半姉ブランボヌールはファンタジーSで1着からタイム差なし3着しているので能力(または完成度)の高さでカバーできそうな気もしていますが、連勝は難しいのかなあという感じです。

あと好成績を上げている小倉2歳S組であるマイネルグリットも本当に仕方なくという感じです。前走小倉2歳Sで1着【1-1-1-0】ですからねえ・・・。それなりに速い上がりを使えて、スクリーンヒーロー(波に乗っているときは逆らいづらい)×ロージズインメイ(好調時は格負けしにくい)という血統からして大崩れするとは考えにくいのですが、このデータに該当していた馬は4着前後に落ち着きやすいので今回は他の有力馬から入ってみたいと思います。

函館2歳Sで先着を許している馬が京王杯2歳Sで逆転していて(2016年と2018年)、小倉2歳S勝ち馬に付け入る隙があるならタイセイビジョンでしょうか。2戦続けて楽な手応えで上がり1位の脚を使っていて、スプリント(ゴチャつく)要素が少ない舞台なら持ち味を生かしやすくなるのではないかと。タートルボウルの系統は意外性があるというかとにかく勢いがあるときは逆らえないイメージがあるので、個人的にはかなり気に入っています。タートルボウルの早世は悔やまれますが、残された産駒に希望を託したいですね。

消去法成績	1着	2着	3着	着外	1着率	2着率	3着率	単勝回収率	複勝回収率
2019	46	27	23	65	28.6%	45.3%	59.6%	78.8%	84.1%
2018	38	29	12	97	21.6%	38.1%	44.9%	78.8%	72.4%
2017	28	15	14	84	19.9%	30.5%	40.4%	75.7%	74.5%
2016	17	17	4	40	21.8%	43.6%	48.7%	100.5%	79.6%
通算	129	88	53	286	23.2%	39.0%	48.6%	81.1%	77.3%

消去法のデータについては京王杯2歳S2019 予想用過去成績データ傾向まとめを使用して更新しています。消去法の成績に関しては前週終了時点のものになります。前走クラスの扱いについては前身のレースに合わせて対応しています。