宝塚記念2018の最終追い切りの時計を一覧にしました。宝塚記念に出走する各馬の調教をチェックして有力馬や穴馬の取捨にご活用ください。
枠 | 馬 | 馬名 | コース | 状態 | 備考 | 調教タイム | 評価 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ステファノス | CW | 重 | 2併 | 85.7 | 68.8 | 52.7 | 38.0 | 12.1 | B |
1 | 2 | ノーブルマーズ | 栗坂 | 重 | 単走 | - | 53.3 | 39.1 | 25.5 | 12.8 | A |
2 | 3 | サトノダイヤモンド | CW | 重 | 3併 | 85.2 | 67.9 | 51.4 | 38.3 | 11.5 | B |
2 | 4 | ミッキーロケット | 栗坂 | 重 | 2併 | - | 50.7 | 36.7 | 24.2 | 12.3 | B |
3 | 5 | ストロングタイタン | 栗坂 | 重 | 単走 | - | 53.7 | 39.3 | 25.2 | 12.3 | D |
3 | 6 | アルバート | 南W | 稍 | 2併 | - | 68.6 | 52.9 | 38.6 | 13.4 | C |
4 | 7 | パフォーマプロミス | CW | 重 | 単走 | 86.1 | 69.0 | 53.3 | 38.9 | 12.0 | B |
4 | 8 | ダンビュライト | 栗坂 | 重 | 2併 | - | 51.1 | 37.0 | 24.4 | 12.5 | B |
5 | 9 | サトノクラウン | 南W | 稍 | 3併 | - | 68.5 | 53.2 | 38.9 | 13.1 | B |
5 | 10 | ヴィブロス | 栗坂 | 重 | 単走 | - | 58.7 | 41.9 | 27.7 | 13.8 | B |
6 | 11 | サイモンラムセス | 栗坂 | 重 | 単走 | - | 54.5 | 39.6 | 25.7 | 12.9 | C |
6 | 12 | タツゴウゲキ | 栗坂 | 重 | 2併 | - | 55.2 | 39.7 | 26.1 | 12.8 | E |
7 | 13 | ワーザー | ※ | - | - | - | - | - | - | - | - |
7 | 14 | スマートレイアー | 栗坂 | 重 | 2併 | - | 52.1 | 38.1 | 25.0 | 12.5 | C |
8 | 15 | ゼーヴィント | 南W | 稍 | 3併 | - | - | 54.0 | 39.3 | 12.5 | C |
8 | 16 | キセキ | CW | 重 | 単走 | - | 64.8 | 51.0 | 38.2 | 12.4 | B |
追い切りを見て
宝塚記念2018の追い切りや調整について触れていきたいと思います。なお、香港馬のワーザーについてはJRAのHPをご覧ください。2018/06/20(水) CW 重 2頭併せ 85.7 - 68.8 - 52.7 - 38.0 - 12.1
評価:B
過去の調整パターンと一味違います。新潟大賞典の翌週から乗り込まれ、中間にCWで猛時計を2回出しています。今回はこれまでと違ってローテにゆとりがあったこともあってか、うまく立て直すことができたように思います。前走はかつてないほどのスローだったこともあるので度外視できるのではないでしょうか。ただ、時計と結果が結びつくタイプでもないので過度な期待はできないとも思います。
2018/06/20(水) 栗坂 重 単走 53.3 - 39.1 - 25.5 - 12.8
評価:A
前走時の状態をキープできていると思います。ローテや戦績を考えればガス欠を起こしてもおかしくないはずですが、これは心身の成長が疲労を凌駕しているのでしょうね。完全に充実期を迎えているように思います。
2018/06/20(水) CW 重 3頭併せ 85.2 - 67.9 - 51.4 - 38.3 - 11.5
評価:B
最終追い切りの時計を見ると金鯱賞や大阪杯と比べると良化していると思います。具体的に言えば3F目のズブかったところが解消されています。5月中旬から3週に渡ってみっちり坂路で乗り込んだ効果が出たのかもしれませんね。ただ、帳尻合わせ感もあるので、欲を言えば1週前にもう少し時計を詰めて欲しかったところです。
2018/06/20(水) 栗坂 重 2頭併せ 50.7 - 36.7 - 24.2 - 12.3
評価:B
レース間隔が開いたのにもかかわらず追い切り本数が少なく、日曜日の追い切りに至っては一切していません。外厩効果ですかね? 正直よくわかっていません。見ている新聞がミスってるってことはないですよね?(錯乱)
はっきりと言えることは2週続けて好時計を出しているということぐらいですね。キングカメハメハ産駒らしくスランプ、マンネリ期から脱却しつつあるように思います。
ちなみに併走相手はダンビュライトです。
2018/06/20(水) 栗坂 重 単走 53.7 - 39.3 - 25.2 - 12.3
評価:D
鳴尾記念の時計が秀逸すぎたことに加えてこのローテなのである程度時計が出なくても仕方がないと思っていましたが、一杯に追われてこの時計だと物足りないと言わざるをえないですね。せめて馬なりなら前走時に時計を出しているからと言い訳できるのですが・・・
2018/06/20(水) 南W 稍 2頭併せ 68.6 - 52.9 - 38.6 - 13.4
評価:C
1週前にサトノクラウン相手に好時計を出しています。特筆すべき点を挙げるとすればこのぐらいですかねえ・・・。
2018/06/20(水) CW 重 単走 86.1 - 69.0 - 53.3 - 38.9 - 12.0
評価:B
1週前に速い時計を出して最終は軽めながらもしっかり時計を出しており、前走以上の状態で臨めるように思います。ただ、時計だけで言えば、昨秋の時点で完成してしまっている可能性もあるようにも思いますね。
目黒記念2着ノーブルマーズが調子維持でA評価で、2着とタイム差なし3着パフォーマプロミスが前走以上なのにB評価というのもおかしな話ではありますが、この辺は鮮度の差ですかねえ。昨秋と今春だったらよりフレッシュ感のある方に魅力を感じましたがどうなりますかね・・・
2018/06/20(水) 栗坂 重 2頭併せ 51.1 - 37.0 - 24.4 - 12.5
評価:B
3週に渡って併走相手を務めたミッキーロケットと同じく、好時計を出していますね。重馬場でこれだけのタイムを出せているところを見るとこちらも調子は良いように思います。
2018/06/20(水) 南W 稍 3頭併せ 68.5 - 53.2 - 38.9 - 13.1
評価:B
JCは時計が物足りず、有馬記念は腰の疲れが取れずポリトラックと調整に不満が残るものでしたが(ドバイは資料がないのでわかりません)、今回はうまく立て直したように思います。警戒が必要な水準だと思います。欲を言えば上がり重点の数値も見たかったですね。
2018/06/20(水) 栗坂 重 単走 58.7 - 41.9 - 27.7 - 13.8
評価:B
1週前に過去最高レベルの猛時計を出したこともあってか最終は軽めの調整となりました。休み明けなのでそれなりに時計を出してくるとは思いましたがこれはすごいですね。
A評価としなかった理由については、休み明けで1週前に好時計を出しているパターンでよく飛んでいるからですね。単に中山記念が×という可能性も考えられなくはないのでAとCの中間であるB評価でお茶を濁してみました。
2018/06/20(水) 栗坂 重 単走 54.5 - 39.6 - 25.7 - 12.9
評価:C
2走前から大きく変化したことはないと思います。良くも悪くもといったところでしょうか。
2018/06/20(水) 栗坂 重 2頭併せ 55.2 - 39.7 - 26.1 - 12.8
評価:E
昨夏に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。1回使った効果も希薄だと思います。
2018/06/21(木) ※ - -
評価: -
ワーザーの追い切りについては比較ができないので割愛します。
ワーザーの見解について書いておくと、条件の合わないマイルでの敗戦は度外視できます。得意の距離延長で見直せると思います。香港はスピードの持続勝負(日本で言うとローカルや小回り芝1600~2000に近い流れ)が基本となっていると思うので、上がり要素がないレースなら不気味な存在だと思います。
2018/06/20(水) 栗坂 重 2頭併せ 52.1 - 38.1 - 25.0 - 12.5
評価:C
良くも悪くも大きく変わった点はありません。8歳牝馬でこれだけの時計を出せる馬なんてそういないとも思いますが・・・。ちなみに、1週前に併走相手の3歳に先着を許してしまいましたが、相手は昨秋デビューの時点で尋常じゃない時計を出す馬なのでこの点については特に気にする必要はないと思います。
2018/06/20(水) 南W 稍 3頭併せ 54.0 - 39.3 - 12.5
評価:C
時計は目立ちませんが七夕賞を勝った時のようにラスト1Fを重視した調整だと思います。日経賞と目黒記念も4歳時とそん色のない時計を出しているので状態自体は良好なのでしょう。あとは展開や乗り方ひとつだと思います。
2018/06/20(水) CW 重 単走 64.8 - 51.0 - 38.2 - 12.4
評価:B
まず最終DP【0-0-1-2】※3着1回は複勝2着までのすみれS で追い切ることをやめて、【3-1-1-0】の最終CWに戻したことは好材料でしょうね。内容も昨秋並かそれ以上だと思います。
問題は折り合いですね。芝、坂路、CWで変化をつけ、水、金、土、日、月、火、水と極端に追い切り本数を増やして試行錯誤した結果、馬と人との意思疎通を図ることができたようですが、M.デムーロ騎手が最終追い切りに乗っていないんですよね。最終確認はしておいた方がいいのではないですかねえ(特大ブーメラン)
調教注目馬:ノーブルマーズ
充実度も宝塚記念のひとつのテーマであるため、その点ではノーブルマーズが一番だと思いました。結果論というか理想を言えば日経賞と福島民報杯を使っていなければ最高でしたが、それでも十分説得力のある水準だと思います。トニービン系もSilver Hawk系も宝塚記念と相性が良く、時計や上がりのかかる馬場も決して不得手ではないので穴馬としてぜひ注目しておきたいですね。
参考サイト
・JRA 出走予定馬調教映像http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0624_1/training.html
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