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前走芝2000m以外で4角1~7番手【0-0-5-38】
カワキタエンカ
クイーンマンボ
サトノアリシア
ディメンシオン
ベルカプリ
ミスパンテール
メイショウオワラ
モズカッチャン
ヤマカツグレース
レーヌミノル

レーヌミノルとモズカッチャンがここで脱落。モズカッチャンはかなり悩みましたね。前走オークスで上がり3位【2-1-0-0】のデータに該当する(オークスで負けていても【1-1-0-0】)、どの条件でも安定しているなど魅力的な馬ですよね。ハービンジャーとキングカメハメハのいいところどりしたような感じです。

ただ、前走オークスで4角1~7番手も【0-0-0-9】と苦戦しており、メイショウマンボやレッツゴードンキといったG1馬やローズSと相性のいいディープインパクト産駒のキャトルフィーユでも馬券に絡むことはできませんでした(いずれも4着)。

気になる点は、先に挙げた3頭は持久力寄りのバランス型で、速い上がりを使って突き抜けているモズカッチャンとはちょっとタイプが違うということですね。4着に敗れた3頭は差し比べに泣いているので、瞬発力でカバーできればと言ったところでしょうか。

前走1000万下【0-0-4-10】
カワキタエンカ
ミリッサ
メイショウオワラ

ミリッサがここで脱落。前走1000万下で1着は【0-0-1-0】なんですけどねえ。ローズSは前走速い上がりを使って1着していれば未勝利や500万下からでも連対する例がちらほらありますし、中京芝1600で1着の参戦例がないので例外とみなしてもいいと思います。まくって押し切る脚もあり、それでいて速い上がりも使えているので半姉のリラヴァティやシンハライトのように好走する余地はあるのではないかなあ。

前走1800m以下【0-0-5-35】
カラクレナイ
カワキタエンカ
サトノアリシア
ディメンシオン
ベルカプリ
ミリッサ
メイショウオワラ
ヤマカツグレース
ラビットラン
レッドコルディス

どのみちミリッサは減点項目に引っかかってしまいますね(諦め)

カラクレナイがここで脱落。持久力そのものはある馬なので距離延長は対応できそうですけどね。個人的にはそれよりも精神面が問題だと思いますね。スタートがうまくなくて折り合いを欠く、ゴール前で余裕を見せる、謎の惨敗をする。助手や調教師が一貫して含みを持たせた言い回しをしていて、力を出せるかどうかが焦点になっていて距離や適性どうこうという話ではないんですよね。

話を元に戻しましょう。前走1800m以下は苦戦傾向のようですね。故障明けとはいえ桜花賞馬のジュエラーですら見せ場なく敗れており、基本的に距離短縮組を中心とみるべきでしょう。

阪神芝1勝以下かつ前走G2以外で4着以下【0-0-1-36】
ハローユニコーン
ファンディーナ
ブラックスビーチ
ベルカプリ
ミスパンテール
ヤマカツグレース
リスグラシュー
レッドコルディス
レーヌミノル

ファンディーナとリスグラシューがここで脱落。オークス5着のアンドリエッテやブランネージュ、G1馬のレッドリヴェール、ローブティサージュ、レッツゴードンキでも複勝圏を外しており、前走4着以下から巻き返すのは難しいようですね。

ただ、皐月賞の走破タイムだけで言えば、ファンディーナはドゥラメンテやサトノダイヤモンドあたりと同程度なんですよね。重賞勝ちのあるディープインパクト産駒は【3-2-0-0】だったりしますし、軽視したくてもできないというのが正直なところです。2013年のような時計のかかる馬場なのに良馬場以上に速いというどぎつい流れにでもならない限り、前走よりかは持ち味を発揮しやすいとも思います。

前走5~7番人気かつ上がり3位以外【0-0-0-19】
メイショウオワラ
ヤマカツグレース

前走10番人気以下【0-0-0-8】
アロンザモナ
ハローユニコーン
ベルカプリ
ミスパンテール

前走芝2400で負0.6以上【0-1-0-17】
アドマイヤミヤビ
ハローユニコーン
ブラックスビーチ
ミスパンテール
リスグラシュー
レーヌミノル

アドマイヤミヤビがここで脱落。ローズS連対の条件に当てはまる「距離短縮」「前走1~3着に好走している」「切れ味のある馬」に全部該当しているんですけどねえ。この馬が脱落してしまうとこの条件に該当するのは抽選馬になってしまうんだよなあ。

前走芝2400で負0.6~0.9は【0-1-0-4】で、ローズSで2~4番人気あたりに支持されていることを考えればちょっと物足りない成績ですね。ヴィルシーナクラスでようやく2着ということからも相手評価までかなあ・・・

前走条件戦で2着以下【0-0-3-16】
アロマドゥルセ
カワキタエンカ
サトノアリシア
レッドコルディス

生存数【5-4-0-0】 生存馬:メイズオブオナー
ローズSは実力馬が普通に負けたり、未勝利を勝ったばかりの馬がオークス馬に詰め寄ったりするぐらいだから何が起きても不思議ではないと思います。前走芝2000で1着も【1-2-0-0】(前走500万下【1-1-0-0】、前走未勝利【0-1-0-0】)で、複勝回収率はなんと1273%! これは勝ったな風呂入ってくる。

メイズオブオナーの前走は持久力要素の強い札幌芝2000でしたが、正味100mだけの競馬で差し切っているんですよね。未勝利を抜け出すまでに10戦かかった馬が昇級初戦、しかもダート→芝という変則的なステップであっさりと勝ち上がるなんて確変モードにでも入らないとできないのではないかなあ。果たして第二のタッチングスピーチになりえるのだろうか・・・(抽選待ち)

消去法成績1着2着3着着外勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
2017177125917.9%25.3%37.9%72.2%76.6%
2016171744021.8%43.6%48.7%100.5%79.6%
通算3424169919.7%33.5%42.8%85.0%78.0%
補足
この記事は特別登録段階のものです。出走馬確定段階で該当馬が不在の場合にはどうにかこうにかして差し替えます。また、消去法のデータについてはローズS2017 予想用過去成績データ傾向まとめを使用して更新しています。消去法の成績に関しては前週終了時点のものになります。