今更ですがロードカナロアについて触れたいと思います。
父キングカメハメハは2010、2011年のリーディングサイアー。産駒はアパパネやドゥラメンテといったクラシックウイナーからホッコータルマエやベルシャザールといったダート馬まで多彩です。レッツゴードンキやラブリーデイのように2歳時から活躍し、不振に陥っても復活を遂げるケースもしばしば見られます。
母レディブラッサムは現役時に短距離の芝とダートで5勝。改修前の中京芝1200(900万下)で1分08秒0という好時計で押し切ったり、前半3F33.1や33.2という速い流れで好走したりと時計勝負を得意としていたようです。ロードカナロアのスピードは母譲りなのかもしれないですね。
ちなみに半兄ロードバリオスも種牡馬入りを果たしており、すでに地方競馬で産駒がデビューしています。
POG的な見地で注目というより「はやく走るところを見たい」というリストですw 他にもスプリングチケット(カレンチャンの母)、ロージーミスト(グランプリボスの母)、ロンドンブリッジ(ダイワエルシエーロの母)、ウッドランドドリーム(スノーフェアリーの母)などと交配しており、初年度ということを考えれば繁殖牝馬の質は高いと言えるでしょう。非サンデー系で肌馬を選ばないというのも大きいと思います。
全体的に甘めの評価です。
競走実績:S
文句のつけようがありません。欲を言えば1800以上のレースでも見たかったですね。
気性:A
現役時はレース中にかかる場面がありましたが、ロードカナロアの場合マイナスではなくプラスに転化していましたね。前向きであることを評価して「A」としました。
繁殖馬質:A
ディープインパクトやキングカメハメハあたりと比較するとさすがに見劣りしますが、初年度から良質な繁殖牝馬が集まったように思います。毎年250頭以上の牝馬に種付けしていることからも生産者の期待の高さがうかがえます。
将来性:A
ロードカナロアは早くから頭角を現し、引退レースの香港スプリントで5馬身差をつけているように成長力に富む競走馬でした。個人的には2回中山あたりからが本番になるかと思っています。
血統:A
祖母サラトガデューと半兄ロードバリオスを除けば近親に目立った活躍馬はいません。それでもA評価としたのはドゥラメンテらとは異なりサンデー系の血を含んでいないため肌馬を選びやすいと思ったからです。その点ではルーラーシップにも言えることですが、ロードカナロアはトニービンの血も入っておらず、父ハーツクライの牝馬から需要があるのも強みになると思います。
芝&ダ適性:A
キングカメハメハと同じ性質だと思いますね。日本のダートはきつい流れになることが多いので、時計勝負にとても強いロードカナロアなら合うのではないかなあ。ちなみに中距離以上でも期待しています。
・追記
冷静になって考えると色々おかしいような・・・
競走馬時代
スプリンターズSと香港スプリントを連覇するなど国内外のG1で6勝を挙げ、JRA賞最優秀短距離馬(2012-2013年)、JRA年度代表馬(2013年)に選出されています。スプリンターズSと高松宮記念でレコードタイムを出し、香港スプリントでレース史上最大着差となる5馬身差をつけて圧勝。距離不安がささやかれた安田記念でも1分31秒5という好時計で優勝しているようにスピード豊かな競走馬でしたね。4代血統表
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr. Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Miesque | Nureyev | ||
Pasadoble | |||
マンファス | ラストタイクーン | トライマイベスト | |
Mill Princess | |||
Pilot Bird | Blakeney | ||
The Dancer | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | Northern Dancer |
South Ocean | |||
Terlingua | Secretariat | ||
Crimson Saint | |||
サラトガデュー | Cormorant | His Majesty | |
Song Sparrow | |||
Super Luna | In Reality | ||
Alada |
父キングカメハメハは2010、2011年のリーディングサイアー。産駒はアパパネやドゥラメンテといったクラシックウイナーからホッコータルマエやベルシャザールといったダート馬まで多彩です。レッツゴードンキやラブリーデイのように2歳時から活躍し、不振に陥っても復活を遂げるケースもしばしば見られます。
母レディブラッサムは現役時に短距離の芝とダートで5勝。改修前の中京芝1200(900万下)で1分08秒0という好時計で押し切ったり、前半3F33.1や33.2という速い流れで好走したりと時計勝負を得意としていたようです。ロードカナロアのスピードは母譲りなのかもしれないですね。
ちなみに半兄ロードバリオスも種牡馬入りを果たしており、すでに地方競馬で産駒がデビューしています。
注目の産駒など
名前 | 性別 | 母名 | 母父 | 備考 |
---|---|---|---|---|
トゥザフロンティア | 牡 | トゥザヴィクトリー | サンデーサイレンス | お馴染みトゥザ一族 |
- | 牝 | テイクザケイク | スキャン | 母はミスプロ系との相性が◎ |
アルモニカ | 牝 | アフリカンピアノ | ディープインパクト | 半姉が素質ありそうだったので |
トロワゼトワル | 牝 | セコンドピアット | ハーツクライ | 調教で良い動きをしているらしい |
リリーバレロ | 牝 | ヴィートマルシェ | フレンチデピュティ | 堀厩舎は牝の勝ち上がり率○ |
総評など(独断と偏見)
競走実績 | 気性 | 繁殖馬質 | 将来性 | 血統 | 芝適性 | ダ適性 |
---|---|---|---|---|---|---|
S | A | A | A | A | A | A |
全体的に甘めの評価です。
競走実績:S
文句のつけようがありません。欲を言えば1800以上のレースでも見たかったですね。
気性:A
現役時はレース中にかかる場面がありましたが、ロードカナロアの場合マイナスではなくプラスに転化していましたね。前向きであることを評価して「A」としました。
繁殖馬質:A
ディープインパクトやキングカメハメハあたりと比較するとさすがに見劣りしますが、初年度から良質な繁殖牝馬が集まったように思います。毎年250頭以上の牝馬に種付けしていることからも生産者の期待の高さがうかがえます。
将来性:A
ロードカナロアは早くから頭角を現し、引退レースの香港スプリントで5馬身差をつけているように成長力に富む競走馬でした。個人的には2回中山あたりからが本番になるかと思っています。
血統:A
祖母サラトガデューと半兄ロードバリオスを除けば近親に目立った活躍馬はいません。それでもA評価としたのはドゥラメンテらとは異なりサンデー系の血を含んでいないため肌馬を選びやすいと思ったからです。その点ではルーラーシップにも言えることですが、ロードカナロアはトニービンの血も入っておらず、父ハーツクライの牝馬から需要があるのも強みになると思います。
芝&ダ適性:A
キングカメハメハと同じ性質だと思いますね。日本のダートはきつい流れになることが多いので、時計勝負にとても強いロードカナロアなら合うのではないかなあ。ちなみに中距離以上でも期待しています。
・追記
冷静になって考えると色々おかしいような・・・
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