東京競馬場で行われた京王杯SC(G2 芝1400)はM.デムーロ騎手騎乗の2番人気レッドファルクス(牡6 尾関知人厩舎-美浦)が優勝した。通算成績は[9-2-2-8]となり、重賞は3勝目となった。勝ちタイムは01:23.2(重)。レッドファルクスから3/4馬身差の2着には11番人気クラレントが入り、さらに1/2馬身差の3着には4番人気グランシルクが入った。1番人気に支持されたサトノアラジンは9着に敗れている。京王杯SCの結果成績については下記の通り。

京王杯SC結果・全着順
2017年5月13日(土) | 2回東京7日 | 15:45発走 | 芝1400(重)
馬名斤量騎手タイムオッズ複オッズ人気
1710レッドファルクス牡658.0M.デムーロ01:23.25.01.9 - 2.52
2812クラレント牡856.0岩田康誠01:23.33/450.47.9 - 11.211
369グランシルク牡556.0戸崎圭太01:23.41/26.21.7 - 2.34
411ヒルノデイバロー牡656.0横山典弘01:23.61.1/481.011.7 - 16.713
568トウショウドラフタ牡456.0田辺裕信01:23.6ハナ11.73.3 - 4.66
6711トーキングドラム牡756.0幸英明01:23.6ハナ22.94.6 - 6.48
7813ダッシングブレイズ牡556.0内田博幸01:23.6アタマ7.52.2 - 2.95
845トーセンデューク牡656.0四位洋文01:23.6アタマ45.28.6 - 12.210
944サトノアラジン牡657.0川田将雅01:23.6アタマ3.51.5 - 1.81
1022ロサギガンティア牡656.0柴田善臣01:23.7クビ29.05.3 - 7.59
1133キャンベルジュニア牡556.0C.ルメール01:23.81/25.31.7 - 2.23
1257ブラヴィッシモ牡556.0北村宏司01:23.91/217.93.5 - 4.97
1356ダンツプリウス牡456.0丸山元気01:24.32.1/253.77.7 - 11.012
コーナー通過順位
1コーナー
2コーナー
3コーナー1,11(6,3,7,12)13(2,10)(4,9)(5,8)
4コーナー1(6,11)(3,12)(2,7,13)10,9(5,4,8)
ラップタイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m
12.824.136.449.060.671.783.2
12.811.312.312.611.611.111.5
払戻金
単勝10500円2人気枠連7 - 81,880円9人気馬連10 - 1219,230円54人気
複勝10220円4人気ワイド10 - 124,520円47人気馬単10 → 1226,420円82人気
12860円11人気9 - 10650円4人気3連複9 - 10 - 1229,390円101人気
9210円2人気9 - 124,060円45人気3連単10 → 12 → 9179,770円578人気
レッドファルクスの四代血統表
スウェプトオーヴァーボードエンドスウィープフォーティナイナーMr. Prospector
File
Broom Dance Dance Spell
Witching Hour
Sheer Ice Cutlass Damascus
Aphonia
Hey Dolly A. Ambehaving
Swift Deal
ベルモット サンデーサイレンスHalo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
レガシーオブストレングスAffirmed Exclusive Native
Won't Tell You
Katonka Minnesota Mac
Minnetonka

京王杯SCを勝ったレッドファルクスは千歳市社台ファームの生産馬で父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット(父サンデーサイレンス)という血統。近親にアーバニティ(夕刊フジオーシャンS-G3)、フォーエバーマーク(キーンランドC-G3)、スティンガー(阪神3歳牝馬S-G1、サンスポ4歳牝馬特別-G2、京王杯スプリングC-G2、京都牝馬特別-G3)、サイレントハピネス(サンスポ4歳牝馬特別-G2、関西TVローズS-G2)などがいる。父スウェプトオーヴァーボードは今年重賞1勝目、通算では7勝目となった。今年はレッドファルクスなどが活躍し、前週終了時点でリーディング59位となっている。

レースメモ&回顧
降雨により非常に時計のかかる馬場での開催。特別レースのタイムを見る限り例年よりも(良く見積もっても)2秒以上時計がかかっていたようだ。

レースはヒルノデイバローが逃げる展開。ダートを使っていた頃のようなスタートのうまさに舌を巻いた。馬群が終始一団となって進み、1000m通過タイムは60.6秒。東京芝1400の重賞・オープンクラス平均タイムが57.5秒であるため、馬場コンディションを考慮しても平均よりも遅い流れだったと言える。

keiohaisc2017

直線に入っても馬群は一団で、残り400m過ぎたあたりで横一線になるような形でよーいドン。馬場の内を誰も積極的には通ろうとはせず、馬場の中ほどを通ったクラレントが2着、その外からレッドファルクスが差し切って1着。それよりも外を回ったのがスタートで出遅れたグランシルクとトウショウドラフタで、ともに良い脚を使いながらも3、5着まで。ロスが勝負の分かれ目となったようだ。

ご注意
結果・成績などのデータは必ず主催者発行のものと照合し確認してください。