東京競馬場で行われた京王杯SC(G2 芝1400)はM.デムーロ騎手騎乗の2番人気レッドファルクス(牡6 尾関知人厩舎-美浦)が優勝した。通算成績は[9-2-2-8]となり、重賞は3勝目となった。勝ちタイムは01:23.2(重)。レッドファルクスから3/4馬身差の2着には11番人気クラレントが入り、さらに1/2馬身差の3着には4番人気グランシルクが入った。1番人気に支持されたサトノアラジンは9着に敗れている。京王杯SCの結果成績については下記の通り。
京王杯SCを勝ったレッドファルクスは千歳市社台ファームの生産馬で父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット(父サンデーサイレンス)という血統。近親にアーバニティ(夕刊フジオーシャンS-G3)、フォーエバーマーク(キーンランドC-G3)、スティンガー(阪神3歳牝馬S-G1、サンスポ4歳牝馬特別-G2、京王杯スプリングC-G2、京都牝馬特別-G3)、サイレントハピネス(サンスポ4歳牝馬特別-G2、関西TVローズS-G2)などがいる。父スウェプトオーヴァーボードは今年重賞1勝目、通算では7勝目となった。今年はレッドファルクスなどが活躍し、前週終了時点でリーディング59位となっている。
レースはヒルノデイバローが逃げる展開。ダートを使っていた頃のようなスタートのうまさに舌を巻いた。馬群が終始一団となって進み、1000m通過タイムは60.6秒。東京芝1400の重賞・オープンクラス平均タイムが57.5秒であるため、馬場コンディションを考慮しても平均よりも遅い流れだったと言える。
直線に入っても馬群は一団で、残り400m過ぎたあたりで横一線になるような形でよーいドン。馬場の内を誰も積極的には通ろうとはせず、馬場の中ほどを通ったクラレントが2着、その外からレッドファルクスが差し切って1着。それよりも外を回ったのがスタートで出遅れたグランシルクとトウショウドラフタで、ともに良い脚を使いながらも3、5着まで。ロスが勝負の分かれ目となったようだ。
京王杯SC結果・全着順
2017年5月13日(土) | 2回東京7日 | 15:45発走 | 芝1400(重) 着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性 | 斤量 | 騎手 | タイム | 差 | オッズ | 複オッズ | 人気 |
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1 | 7 | 10 | レッドファルクス | 牡6 | 58.0 | M.デムーロ | 01:23.2 | 5.0 | 1.9 - 2.5 | 2 | ||
2 | 8 | 12 | クラレント | 牡8 | 56.0 | 岩田康誠 | 01:23.3 | 3/4 | 50.4 | 7.9 - 11.2 | 11 | |
3 | 6 | 9 | ★ | グランシルク | 牡5 | 56.0 | 戸崎圭太 | 01:23.4 | 1/2 | 6.2 | 1.7 - 2.3 | 4 |
4 | 1 | 1 | ヒルノデイバロー | 牡6 | 56.0 | 横山典弘 | 01:23.6 | 1.1/4 | 81.0 | 11.7 - 16.7 | 13 | |
5 | 6 | 8 | トウショウドラフタ | 牡4 | 56.0 | 田辺裕信 | 01:23.6 | ハナ | 11.7 | 3.3 - 4.6 | 6 | |
6 | 7 | 11 | トーキングドラム | 牡7 | 56.0 | 幸英明 | 01:23.6 | ハナ | 22.9 | 4.6 - 6.4 | 8 | |
7 | 8 | 13 | ダッシングブレイズ | 牡5 | 56.0 | 内田博幸 | 01:23.6 | アタマ | 7.5 | 2.2 - 2.9 | 5 | |
8 | 4 | 5 | トーセンデューク | 牡6 | 56.0 | 四位洋文 | 01:23.6 | アタマ | 45.2 | 8.6 - 12.2 | 10 | |
9 | 4 | 4 | サトノアラジン | 牡6 | 57.0 | 川田将雅 | 01:23.6 | アタマ | 3.5 | 1.5 - 1.8 | 1 | |
10 | 2 | 2 | ロサギガンティア | 牡6 | 56.0 | 柴田善臣 | 01:23.7 | クビ | 29.0 | 5.3 - 7.5 | 9 | |
11 | 3 | 3 | キャンベルジュニア | 牡5 | 56.0 | C.ルメール | 01:23.8 | 1/2 | 5.3 | 1.7 - 2.2 | 3 | |
12 | 5 | 7 | ブラヴィッシモ | 牡5 | 56.0 | 北村宏司 | 01:23.9 | 1/2 | 17.9 | 3.5 - 4.9 | 7 | |
13 | 5 | 6 | ダンツプリウス | 牡4 | 56.0 | 丸山元気 | 01:24.3 | 2.1/2 | 53.7 | 7.7 - 11.0 | 12 |
コーナー通過順位 | |
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1コーナー | |
2コーナー | |
3コーナー | 1,11(6,3,7,12)13(2,10)(4,9)(5,8) |
4コーナー | 1(6,11)(3,12)(2,7,13)10,9(5,4,8) |
ラップタイム
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m |
---|---|---|---|---|---|---|
12.8 | 24.1 | 36.4 | 49.0 | 60.6 | 71.7 | 83.2 |
12.8 | 11.3 | 12.3 | 12.6 | 11.6 | 11.1 | 11.5 |
払戻金
単勝 | 10 | 500円 | 2人気 | 枠連 | 7 - 8 | 1,880円 | 9人気 | 馬連 | 10 - 12 | 19,230円 | 54人気 |
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複勝 | 10 | 220円 | 4人気 | ワイド | 10 - 12 | 4,520円 | 47人気 | 馬単 | 10 → 12 | 26,420円 | 82人気 |
12 | 860円 | 11人気 | 9 - 10 | 650円 | 4人気 | 3連複 | 9 - 10 - 12 | 29,390円 | 101人気 | ||
9 | 210円 | 2人気 | 9 - 12 | 4,060円 | 45人気 | 3連単 | 10 → 12 → 9 | 179,770円 | 578人気 |
レッドファルクスの四代血統表
スウェプトオーヴァーボード | エンドスウィープ | フォーティナイナー | Mr. Prospector |
File | |||
Broom Dance | Dance Spell | ||
Witching Hour | |||
Sheer Ice | Cutlass | Damascus | |
Aphonia | |||
Hey Dolly A. | Ambehaving | ||
Swift Deal | |||
ベルモット | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
レガシーオブストレングス | Affirmed | Exclusive Native | |
Won't Tell You | |||
Katonka | Minnesota Mac | ||
Minnetonka |
京王杯SCを勝ったレッドファルクスは千歳市社台ファームの生産馬で父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット(父サンデーサイレンス)という血統。近親にアーバニティ(夕刊フジオーシャンS-G3)、フォーエバーマーク(キーンランドC-G3)、スティンガー(阪神3歳牝馬S-G1、サンスポ4歳牝馬特別-G2、京王杯スプリングC-G2、京都牝馬特別-G3)、サイレントハピネス(サンスポ4歳牝馬特別-G2、関西TVローズS-G2)などがいる。父スウェプトオーヴァーボードは今年重賞1勝目、通算では7勝目となった。今年はレッドファルクスなどが活躍し、前週終了時点でリーディング59位となっている。
レースメモ&回顧
降雨により非常に時計のかかる馬場での開催。特別レースのタイムを見る限り例年よりも(良く見積もっても)2秒以上時計がかかっていたようだ。レースはヒルノデイバローが逃げる展開。ダートを使っていた頃のようなスタートのうまさに舌を巻いた。馬群が終始一団となって進み、1000m通過タイムは60.6秒。東京芝1400の重賞・オープンクラス平均タイムが57.5秒であるため、馬場コンディションを考慮しても平均よりも遅い流れだったと言える。
直線に入っても馬群は一団で、残り400m過ぎたあたりで横一線になるような形でよーいドン。馬場の内を誰も積極的には通ろうとはせず、馬場の中ほどを通ったクラレントが2着、その外からレッドファルクスが差し切って1着。それよりも外を回ったのがスタートで出遅れたグランシルクとトウショウドラフタで、ともに良い脚を使いながらも3、5着まで。ロスが勝負の分かれ目となったようだ。
ご注意
結果・成績などのデータは必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
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